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張莉娟さん

ドンキホーテの不思議な光景


by 張莉娟(中国)

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これは私が先日、国分寺のドンキホーテへ行って、お金を払う時に偶然に発見したやつです。このケースの中は全部一円なので、いったい何の用かと思いました。ケースの後ろに張っている小さい看板を見てから、すぐ分かりました。

 お客様はお金を払う時にもし一円、二円足りなかったら、このケースの中の一円を使ってもよくて、一名様は一回のお会計につき四円までだという意味です。私は他のところのドンキホーテも行ったことがありますが、こういうことは初めて遇ったのです。とてもよいサービスだと思います。

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この写真も私はドンキホーテで取ったのです。なぜこの写真を撮ったかというと、最初このドリンクの価額を見て、58円で安いと思って、それに、もちろん1個58円だと思いました。

ドリンクの価格

 でも、よく見ると、1個半58円と書いてあります。1個半58円、それはいったいどういう意味か、もし、1個半58円だったら、3個は116円だという意味かと思いました。とても、迷っていたから、そばにいる友達に聞きました。彼女は最初私と同じように迷っていたけど、すぐ分かりました。それは半という漢字ではなく、金銭符号だと言われました。つまり、やはり1個58円です。しかし、この金銭符号は書き間違ったかしらと私たちは思いました。(原文のまま)
〈2006年10月掲載〉

【注】 津田塾大学の交換留学生が自分たちの日本体験をまとめた文集「留学生の目に映った日本―変な不思議な日本―」(2005年、関麻由美先生指導)の中で、筆者の了解を得られた文章を紹介しています。自分の撮った写真に長目のコメントが付く形式です。シリーズで続きます。本文に間違いもありますが、原文のまま掲載します。タイトルは編集部で付けました。